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2013.10.29 再生
【草原の椅子】(宮本輝著)

宮本輝が阪神淡路大震災で被災したことをきっかけに
シルクロード6700キロを40日にわたる旅を体験して執筆した小説。

バツイチサラリーマン遠間憲太郎は、50歳を過ぎて取引先の
社長・富樫や骨董店オーナーの篠原貴志子と出会い
互いに友情を深めながら人生を考える。
そんな折、彼らは母親から虐待を受けて心に傷を負ってしまった
幼い少年と出会いその将来を案じながら成長していく。
やがて彼らは自分と見つめ合うために
世界最後の桃源郷と呼ばれるパキスタンのフンザへと旅立つ。

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宮本輝さんの小説は読むと安心する。
そして心の深い所がちょっと強くなった様な気になる。
2012年に成島出監督が主演佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子で
映画化をしている。小説とは少し内容も違うがパキスタンのフンザ
の映像は素晴らしいので小説とは別物として観てみて欲しい。

「学歴や、肩書きや、地位や収入とは関係なく
慈しみの心を持つ人間力のある大人を書きたかった」
と作者のあとがきにあるが、人間味溢れた人物像やその人物が
発する言葉はなまなましくも温かい。

人は弱い。
でも強くあろうとする姿は美しい。
そんな人間が再生していく小説。

ちょっと人生で詰まった時、
こんな小説を手に取ってみるのもいいかもしれない・・・


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